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『家庭教師のためのマナー講座』
さて、あなたが家庭教師として生徒のお宅に通うことになりました。
どんなことに気をつけなければいけないでしょうか?
「え?家庭教師って生徒にしっかりと勉強を教えればいいんじゃないの?」
そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、あなたは家庭教師としてお給料をいただく以上、この時間だけは学生ではなくプロなのです。
プロにはプロなりのマナーがあるのです。
服装は塾講師と違いスーツを着る必要はありませんが、清潔・爽やかを心がけましょう。女性の場合、夏場は特に露出が多すぎないか気をつけましょう。
口臭対策として、できれば出勤前に歯磨きをしましょう。口臭は最も嫌われるもののひとつです。そして自分ではなかなか気づかないものでもあります。歯磨きをした上で、直前にブレスケアなどを使うことをお勧めします。
忘れ物はないかを確かめましょう。生徒に宿題や提出物について指導する先生が忘れ物をしていたら立場がありません。教材・筆記用具等、しっかりとチェックしましょう。
普段タバコを吸う人は、出勤数時間前は我慢しましょう。タバコの臭いは吸わない人ほど敏感で嫌がるものです。生徒は特に嫌がりますので気をつけましょう。
遅刻は厳禁です。やむをえない事情で遅れる場合は、遅れそうだと気づいた時点ですぐに連絡をしましょう。急いで授業開始ギリギリに生徒のお宅に着くよりは、たとえ3分遅れても、一言、「~~のため○分くらい遅れそうです」と連絡を入れるほうが心証がよいです。
生徒のお宅に伺うのは授業開始10分前くらいを目安にしましょう。早すぎても遅すぎてもいけません。玄関口でお母様(お父様)に軽く挨拶をして勉強部屋に入り、授業の準備をすることを考えるとこのくらいの余裕をもたせましょう。
挨拶ははっきりと元気よくしましょう。初回は、「こんばんは。今日から○○さん(君)の家庭教師をします××(自分の名前)です。よろしくお願いします」と、軽く自己紹介をしましょう。
車やバイク・自転車で通勤をする場合は、置き場所も確認しましょう。
玄関を上がったら必ず靴は自分でそろえましょう。家族の方や来客の邪魔にならないようにそろえておきましょう。
生徒の部屋に入る場合も必ず、「失礼します」を忘れないようにしましょう。
携帯電話を勉強部屋に持ち込む場合は初回に必ず許可を得ましょう。その際、「授業時間内に私用の通話・メールは一切しません」と断わった上で、バイブではなく電源を切っておくかサイレントモードにしておきましょう。
初回の時に、「授業料をいただいていますので、どうぞお気遣いなく」と言っておきましょう。それでも出された場合は、遠慮なくいただいてかまいませんが、帰るときに一言、「ごちそうさまでした」と言うのを忘れないようにしましょう。
必ず終了の報告をしましょう。授業が終わったからといって勝手に帰ってはいけません。お母様(お父様)が近くにいらっしゃる場合は、「ただいま終了しました」と声をかけましょう。近くにいらっしゃらない場合は、できれば生徒に頼んで呼んでもらいましょう。
生徒を呼ぶ場合は必ず、「さん(ちゃん)」または「君」をつけましょう。生徒の前では呼びすてでお母様(お父様)の前でだけ「さん」「君」をつけるような態度は、生徒の信頼を失います。
子どもは先生のこういったところまでしっかりと見ているものです。
いかがですか?こういったことは社会人になれば当たり前のことです。
家庭教師をされる皆さんは、その時間だけは学生ではなく、社会人と同じでありプロであることを忘れずに行動してください。
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