私の家庭教師体験談
私の家庭教師体験談ということですが、家庭教師をやっていて、嬉しいこと、喜ばしいことよりも、困っている時間の方が長いように思います。
したがって、嬉しかった体験とは、子どもの成績が伸びたこと、2年3年教えている子が、ふと前より大人になっていることに気づいた時、前よりも、家のこと、学校のことを話してくれた時、さらには、テストでの問題をピシャリあてたことと言葉少なく言い表せます。
困ったことは、あげればきりがありませんが、一番困るのが、どこの学校を目指せばよいか…という質問です。私の性格上の問題もあるのですが、その質問の意味が分かりません。
合格できる所はどこですか…と聞いているという意図は分かるのですが、行きたい学校を目指せばいいではないでしょうか…。
行きたい学校も無いくせに受験をしない方が良いのでは…。
ただ、それで通るはずもないのが、この仕事です。
候補になる学校をいやいやいくつか見繕って話しはします。話をする間、何度も、受験とは時の運なのだから、一番悔いの残らない所にしてくださいとお願いをするだけです。そもそも、人に聞くのも間違いだと思います。
私は、それほど勉強熱心な学校を出ておらず、大学の資料を見比べたこともなく、偏差値の意味も全く知らずに、なぜかこの教育業界へ足を踏み入れてしまいました。
「東京大学目指したい。」と言われ、「へー。大変そうやねぇ。」と言った人間です。さすがに東大といわれれば、分かりますが、東京大学と言われても、どこの大学だか分かりませんでした。そのくらい私は学校に対して無知もいいところなのです。
それから勉強したかと言いますと、偏差値の意味が若干分かりだした程度です。高校や大学の学部などにいたっては、日々進歩していくので、早い話が、ついていくのが、面倒くさいのです。
フォローをしておきますと、この学校に行きたいといわれれば、私は学校の特質から、教員の教科の好み、教授の研究にいたるまで資料を集め、統計を出し、傾向と対策を練ります。無駄足になることも多いですが、テスト問題が当たることもあります。
家庭教師で一番大切なことは、作られた自分だろうが、何だろうが、子どもをそして保護者を「魅せる」場所を1つ作ることだと思います。私が「魅せる」ことができているか、どうか別にして、一番行きたい学校を目指せ!私はこのスタイルを崩しません。目指す学校が決まったら、授業プログラムを変更して、理由を保護者が納得できるよう説明します。こうして私は今までやってきました。
「魅せる」というと、言葉は良いですが、上で述べたとおり、説明できるだけの学校の説明が頭に入っておらず、目指す学校が決まった時点で、一校を調べるのですから、要は「はったり」です。「はったり」をかます。
このくらいの度胸でやるのが一番だと私は家庭教師の体験を振り返って思います。
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